異常診断

ホーム > 異常診断 >
アラームコードによる異常診断
アラームが検出された場合、下表を目安にして原因を調べ、
該当する処置を行って下さい。
アラームコードはティーチングツール(ティーチングBOX や パソコン設定ソフト)を
使用して 確認が出来ます。
携帯用アラームコード
( http://www.dyadic.co.jp/mobile/alarm.html )
アラーム
コード
(16進表示)
アラーム名称 アラーム時の状況 原因 処置
B0 バンク30
データエラー
データ設定時に発生 仕様以外のデータを転送した データを直す
B1 バンク31
データエラー
B8 エンコーダ
停止判定エラー
電源をオンした時に発生 サーボアンプ不良 サーボアンプ 交換
サーボモータ不良 メカシリンダ/サーボモータ 交換
上記以外の時に発生 サーボアンプ不良 サーボアンプ 交換
B9 エンコーダ
カウンタ異常
電源をオンした時に発生 サーボアンプ不良 サーボアンプ交換
サーボモータ不良 メカシリンダ/サーボモータ 交換
ロッドの噛み込み 対処方(1)参照
BE 原点復帰
タイムオーバー
原点復帰時に発生 ILK信号がオンしていない ILK信号を動作時はオンとする
サーボモータ不良 メカシリンダ/サーボモータ 交換
C0 加速度 電源オン時に発生 サーボアンプ不良 サーボアンプ交換
運転中に発生 エンコーダ不良 メカシリンダ/サーボモータ 交換
C1 サーボ異常 電源オン時に発生 サーボアンプ不良 サーボアンプ交換
D0 主電源
過電圧
電源オン時に発生 サーボアンプ不良 サーボアンプ交換
入力電圧が高すぎる 電源電圧を仕様内にする
運転時に発生 負荷を大きすぎる 負荷を仕様以内にする
D1 回生電圧
異常
電源オン時に発生 サーボアンプ不良 サーボアンプ交換
入力電圧が高すぎる 電源電圧を仕様内にする
運転時に発生 負荷を大きすぎる (1)負荷を仕様以内にして
機械機構を見直す
(2)加速度を下げる
パラメータ不良 パラメータを見直す
D8 偏差カウンタ
異常
電源オン時に発生 サーボアンプ不良 サーボアンプ交換
運転中に発生 負荷を大きすぎる 負荷を再チェック
シリンダがロックされている シリンダのロックを解除する
E0 過負荷 電源オン時に発生 サーボアンプ不良 サーボアンプ交換
動作中に発生 負荷が大きい 負荷を見直す
周囲温度が高い 周囲温度を40度以下にする
シリンダがロックされている シリンダのロックを解除する
動作はするが推力(トルク)は出ず、しばらくすると発生 負荷を大きい 負荷を見直す
低推力で運転しても発生 負荷が大きい 負荷を見直す
E8 エンコーダ
信号断線
(A相、B相)
電源投入時に発生 エンコーダ線の配線不良 配線を直す
サーボアンプ不良 サーボアンプ交換
エンコーダ不良 メカシリンダ/サーボモータ交換
運転中に発生 エンコーダ信号の配線(接触不良) 配線を見直す
E9 エンコーダ
信号断線
(A相)
電源投入時に発生 エンコーダ線の配線不良 配線を直す
サーボアンプ不良 サーボアンプ交換
エンコーダ信号の配線(接触不良) メカシリンダ/サーボアンプ交換
運転中に発生 エンコーダ信号の配線(接触不良) 配線を直す
EA エンコーダ
信号断線
(B相)
電源投入時に発生 エンコーダ配線不良 配線を見直す
サーボアンプ不要 サーボアンプ交換
エンコーダ信号の配線(接触不良) 配線を見直す
運転中に発生 エンコーダ信号の配線(接触不良) 配線を直す
F8 EEPROM
チェックサムエラー
電源オン時、又は
運転中に発生
サーボアンプ不良 電源を一旦オフにし、再投入。再発する場合は、サーボアンプ交換。
対処法(1)
1. 嵌り込み現象が発生した場合の症状
嵌り込み現象が発生した場合、移動指令を入力してもロッドが動きません。この状態が続くと過負荷アラーム (アラームコード:E0)が発生します。また、嵌り込み現象が解消されない状態で一旦電源をオフし、再度電源をオンすると エンコーダカウンタ異常(アラームコード:B9)が発生します。
2. 処置
シリンダ電源をオフし、外部負荷をはずし、正常動作するか確認して下さい。これでもアラーム状態から 復旧しない場合は、シリンダ電源をオフ状態にして、ロッドの伸縮方向に何度か力を加えた後、再度電源をオンし、正常動作するか確認する。それでも。復旧しない場合は、シリンダ交換となります。
不具合動作から見た異常診断
アラーム表示が出ないで、不具合動作が発生した場合、
下表に従って原因を調べ、該当する処置を行って下さい。
不具合点 原因 点検方法 処置
メカシリンダ/サーボモータ が
始動しない
電源が投入されていない ・電源の出力をチェックする
・電源の配線をチェックする
電源投入回路を正しくする
接続部が緩んでいる コネクタ部をチェックsする 緩み部を正しくする
メカシリンダのロッドが嵌り込んだ 外部負荷などで嵌り込んでいないか確認する 対処法(1)参照
コネクタの外部配線が誤っている 外部配線をチェックする 外部配線を正しくする
過負荷になっている メカシリンダ/サーボモータ 単体で運転してみる 負荷を軽くする
指令が入っていない ポイントデータを確認する ポイントデータを修正する
一瞬だけは動くが
その後は動かない
配線が誤っている 外部配線をチェックする 正しい配線にする
動きが不安定 配線の接続が不良である 接続(端子、コネクタ、他)及び 配線経路をチェックする 配線を正しくする
メカシリンダ/サーボモータ が
振動する
サーボゲインが高すぎる サーボゲインを下げてみる サーボゲインを下げる
ゲーブルがノイズの影響を
受けている
ケーブルを他から離してみる ケーブルを他から離す
メカシリンダ/サーボモータが
加熱する
周囲温度が高すぎる 周囲温度を測定する 周囲温度を40度以下にする
メカシリンダ/サーボモータの
表面が汚れている
目視でチェックする 表面の粉塵や油を掃除する
過負荷になっている 無付加で運転してみる 負荷を軽くするか、推力の大きなメカシリンダに変える
異常音が発生する 機械的取付不良 メカシリンダ/サーボモータと機械側との接続部をチェックする
取付ネジの緩み、芯ズレ、他
接続部を直す
相手機械に振動源がある 機械側の可動部をチェックする 機械メーカに相談する
メカシリンダ/サーボモータの不良 交換してみる 交換
ストロークの死点で
オーバーシュートにより壁に
衝突している
加速度を小さく再設定してみる 加速度を再設定する
シリアル通信が
出来ていない
通信方式があっていない 上位システムの出力がRS485が確認する RS232Cの場合、レベル変換回路を通す
出力ポートの設定が
合っていない
出力ポートの仕様を確認する 出力ポート番号 及び 設定を合わせる
軸番号が合っていない 軸番号を確認する 軸番号を再設定する
コントローラからの返信時間が
上位システムのタイムアウト時間より長い
タイムアウト時間を伸ばして通信出来るようになるか確認する コントローラからの返信時間を短く設定する
対処法(1)
1. 嵌り込み現象が発生した場合の症状
嵌り込み現象が発生した場合、移動指令を入力してもロッドが動きません。この状態が続くと過負荷アラーム (アラームコード:E0)が発生します。また、嵌り込み現象が解消されない状態で一旦電源をオフし、再度電源をオンすると エンコーダカウンタ異常(アラームコード:B9)が発生します。
2. 処置
シリンダ電源をオフし、外部負荷をはずし、正常動作するか確認して下さい。これでもアラーム状態から 復旧しない場合は、シリンダ電源をオフ状態にして、ロッドの伸縮方向に何度か力を加えた後、再度電源をオンし、正常動作するか確認する。それでも。復旧しない場合は、シリンダ交換となります。
その他、ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先