出力信号の設定 を解説します
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かんたんコントローラ(型名:CTC-67 / CTC-77 ) と CTCツール を使用して
外部の機器へ信号を出力する方法
出力信号(ワンショット出力)の設定方法
・ プログラム終了時、出力OFF設定方法
・ プログラム強制停止時、出力OFF設定方法

を解説します


PC に 「ビジュアルシーケンス編集ソフト(型名:CTCツール) 」が
インストールされていない場合は、
無償提供していますので こちら よりダウンロードしてご利用下さい。
1.プログラム例を参考にして、解説します
下のプログラムは、【 0軸 の メカシリンダ/サーボモータ 】 が
【 ポイント番号0 】 へ
移動後、外部への出力信号
【 OUT0、OUT1、OUT2 】 を OFF するプログラムです。

下のプログラムは、【 0軸 の メカシリンダ/サーボモータ 】 が
【 ポイント番号0 】 へ
移動後、外部へ出力信号【 OUT0 】 を
0.1秒間 オン 、その後 【 ポイント番号1 】 への 移動指令するプログラムです。
2.プログラミングの解説です
出力条件設定アイコン を ドラッグ・アンド・ドロップ して現れる
【 出力条件設定ダイアログ(下図参照) 】 で、出力条件 を設定します。
【OUT0 】〜【 OUT5 】 の 出力条件 を 選択、クリック すれば
出力条件として設定されます。
パルス波形出力を選択すれば、遅延タイマーで設定した
時間だけ ON 信号を出力することが可能です。
出力条件 内容
選択した出力端子の出力信号は変化しません
選択した出力端子を 【 ON 】 にして、次工程に進みます
選択した出力端子を 【 OFF 】 にして、次工程に進みます
選択した出力端子から、すぐ前の遅延タイマーで設定した時間だけ【 ON 】信号を出力し、次工程に進みます。
複数の条件を指定した場合は、
その設定した全ての条件を実行します。

プログラム終了後でも、出力された信号は状態を維持しますので注意して下さい
プログラム終了前にON設定にしてある出力信号はプログラム終了後でもON信号を維持します。
プログラム終了時、出力状態を変更したい場合は、プログラム終了前までの工程で
出力設定を変更して下さい。

標準仕様では、SQSTP信号によりプログラムを強制停止させた場合でも、
出力された信号はプログラム強制停止前の状態を維持します。

従って、SQSTP信号によりプログラムを強制停止させた時に、
全出力信号を全て 【 OFF 】 にする場合は、別途設定が必要です。
以下、2つの設定方法を解説します
(1)強制停止時出力クリア機能の設定方法:CTC-67、CTC-77 共通
(1)【 ウィンドウ 】メニュー を クリック して下さい
(2)【 エキスパートモード 】メニュー を クリック して下さい
(3)新たな画面で、再度 【 ウィンドウ 】メニュー を クリック して下さい
(4)【 パラメータ 】メニュー を クリック して下さい
(5)新たな画面で、 「強制停止時出力クリア」欄 の設定するプログラム番号の行を ダブルクリック して下さい。
  下の例は、プログラム0 ( IN0=IN1=IN2=IN3=OFF で設定 )の設定の場合です。
(6) 【 ▼ 】 を クリック して下さい
(7)【1.SQSTP 時出力全OFF有効】メニュー を クリック して下さい
(8)関係ない場所を【 クリック 】して下さい。
(9) 【 ウィンドウ 】メニュー を クリック して下さい
(10)【プログラム】メニュー ⇒ 【簡単モード】メニュー を クリック して下さい。
   最初のプログラミング画面に戻ります。

   プログラムをコントローラにダウンロードしてから有効になります。
(2)強制停止時出力クリア機能の設定方法:CTC-77 の場合
(1)【 設定 】メニュー を クリック して下さい
(2)【 CTC-77の設定 】メニュー を クリック して下さい
(3)新たな画面で、強制停止時出力クリア機能 項目内の「1:SQSTP時出力OFF有効」にチェックして下さい
(4)【 OK 】ボタン を クリック して下さい
(5)最初のプログラミング画面に戻ります。
   プログラムを かんたんコントローラ にダウンロードしてから有効になります。