Q & A --- よくあるご質問と回答 (最終更新日 2010/12/09
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お客さまからよくあるご質問と回答を分類して掲載してあります。一度ご覧ください。
また、今後さらに充実させていくつもりですので、ご不明な点がありましたら、
ご購入に関係なくどんなことでもメール又はファックスでご質問ください。
メカシリンダに関してよくあるご質問
−仕様全般について−
項目 コントローラについて、CTC−37とCTC−67がありますが、その違いは何でしょうか
CTC−67はCTC−37の後継機で、コントローラとしての基本的仕様は同じです。 違いは、CTC−67はPCでプログラミングをしたあと、PCからプログラムの実行、デバッグが可能ですが、 CTC−37はPCでのプログラミングは可能ですがPC上からのプログラムの実行はできません
項目
項目 TR4のX軸ストロークは最大いくつにすることができますか
300mmになります
項目
項目 TR4は円弧補間ができるのでしょうか
円弧補間はできません
項目
項目 メカシリンダのPIOモードとは何のことでしょうか
PLC(シーケンサ)などの、入出力(オン/オフ)信号で制御する場合をPIOモードと言っております。PIOモードに対して、シリアル通信で制御する場合をSIOモードと言っております
項目
項目 SCN5シリーズでアンプ別置きタイプは製作可能でしょうか
アンプ別置きタイプのSCN5シリーズですが、カタログに記載はされていませんが、商品としては実績があり、最後の型番が、S03からBになります。 例えばストローク50mmの場合SCN5−010−050−Bとなります。ご利用下さい。
項目
項目 メカシリンダを最先端と最後端(最高速度)での使用を考えています。ティーチングツールを購入せずに、最初からダイアディックで設定済みの状態で納入可能でしょうか
ティーチングツールをお客様で購入して頂き、お客様で設定をお願いします(メカシリンダは在庫商品の為、弊社での設定は無理です)
項目
項目 エアー互換モードに設定した場合、後退端や前進端停止位置はポイント番号で何番に設定すればよいですか
後退端位置をポイント0、前進端位置をポイント1、中間点位置をポイント2として設定して下さい。速度、加速度等も有効に作用します。
項目
項目 エアー互換モード1とエアー互換モード2の違いは何でしょうか
エアー互換モード1は、スタート信号の入力がレベル入力になっており、入力信号がオンしている時だけ目標位置へ動きます。 エアー互換モード2は、スタート信号の入力がパルス信号として、オン(10ms)すれば目標位置へ動きます
項目
項目 エアー互換モードに変更したいのですが、パソコン設定ソフトがあれば切替が可能ですか
ティーチングBOX(CTA−23)、又は、パソコン設定ツール(TBVST−CTC−JP−SET)で変更可能です
項目
項目 位置決めは等ピッチのます目なのですが、停止位置が16点では足りません。シリアルにすれば16点以上は可能ですか
パラレルでの多点位置決め数は16点ですが、繰返し同じ距離を動かす場合は相対移動距離の設定をして、繰り返し使用することも可能です。 例えば、5mmづつの移動を10回つづける場合の設定は、相対移動の設定で5mmとし、繰返し指令を10回出すことで5mmづつ10回移動します。 シリアル通信でコントローラ(PCやPLC)から位置データを送信すれば無限に可能です(PLC用サンプルプログラムは無償提供しています)。
項目
項目 過去にSCN4シリーズを発売されていましたが、現在でも発売されておりますでしょうか
現在はSCN4シリーズは販売しておりませんので、互換性のあるSCN5シリーズをご使用下さい。外形寸法、電気的仕様は共通で本体がアルミボディ製になりました
項目
項目 ロッドレスメカシリンダ(SCLL/G5)の英語版マニュアルがありましたらお送り頂けるでしょうか
英語版マニュアルは、まだできておりません
項目
項目 ティーチングBOXには、英文の取扱説明書がありますでしょうか
ティーチングBOXの英文取扱説明書は用意をしております。メールの添付ファイルで送付することは可能です。また、冊子については、有償(郵送代)で送付させて頂きます
項目
項目 SCLL/G5シリーズで稼動範囲が400mmの製品は無いでしょうか?
SCLL5/SCLG5シリーズは300mmより長いストロークの製品はありません。SCLT4シリーズの400mmストロークでいかがでしょうか?
項目
項目 カタログ仕様の保護機能欄で過速度、主電源過電圧、回生電圧異常、過負荷、センサ異常、サーボ異常と記載されていますが、各エラーが発生した場合のエアーは何処から出ますか?
アラームが発生した場合、アラーム出力(ALM)がオフとなりますが、アラーム内容を把握する事はできません。アラーム内容を把握する為には、ティーチングツールを接続して、アラームコードを確認して下さい。
項目
項目 スライダーの速度が速くなるにつれ、推力が減少するのは何故でしょうか
弊社のサーボモータは、ステッピングモータをベースとしたもので、これにエンコーダを装着して位置/速度情報をフィードバックしてサーボモータとして制御しております。 ステッピングモータは、決まった位置に止めることを目的として設計された極めて特殊なモータであり、 通常のモータのような定格点(定格回転数と定格電流から決まる定格出力)の概念がありません。 また、低電源電圧(DC24V)で高速回転させるために、特殊な方法を用いて電圧飽和状態での最適制御をしており、この結果として、 速度が上がるにつれて推力が減少する定出力に近い特性になっております。従いまして、速度/加速度等の動作プロフィールに関しましては、 負荷条件に合わせて最適な動作プロフィールにリアルタイムで自動調整いたしますので、動作プロフィールに関するパラメータを厳密にご考慮頂く必要はございません。 事前に時間性能に関する厳密な検討が必要な場合は、シミュレーション等によって性能予測をさせて頂きますので、ご使用機種と負荷条件をご提示頂きその旨ご用命下さい。
項目
項目 ステッピングモータ+エンコーダのような駆動機器を使用していますか?
弊社のACサーボモータはステップモータとエンコーダで構成されています。
項目
項目 カタログにモータ容量(他に瞬時&定格電流、及びローター慣性モーメント、等)が記載されていませんが、使用条件に見合う機種選定計算の為に必要です
【回転数−トルク特性】範囲内の領域は、全て連続定格領域ですので過負荷につきましても特段のご配慮を頂く必要はございません。 使用する回転数の時、モータトルクが貴社の負荷条件を満たしていれば使用可能です。モータの貸出しもしておりますので、購入前に動作確認して頂く事も可能です。
項目
項目 メカシリンダにACサーボモータを使用しているとありますが、電源が直流24VなのでDCサーボモータの間違いではないですか?
ACサーボモータ、DCサーボモータという呼称は慣例的に使用されているものであり、ブラシレスモータの駆動方式を表します。 ACサーボモータとは、サイン波駆動されるモータであり、DCサーボモータとは矩形波駆動されるサーボモータの呼称です。従いまして、 弊社メカシリンダ用サーボモータはサイン波駆動を用いている関係でACサーボと呼んでおります。使用される電源の種別による呼称ではありません。
項目
項目 ワーク昇降用エレベータに使用したいのですが、重さが70kgあります。推力50kgfのシリンダを2本使い、70kgの重さを2本のシリンダに振り分けて(70kg÷2=35kg/1本)使用可能ですか?
理想的なメカ構造であれば、1本あたりの負荷重量(=推力)を計算して頂き、その計算値の70%の負荷重量(=推力)が【速度−推力特性】グラフより必要とされる速度を満たしていれば問題ありません。 但し、実際の装置においては、メカシリンダには負荷重量が均等にかかることはまれですので、余裕をみて、1本あたりの負荷重量(=推力)の50%としてお考え下さい。 今回の場合は、必要とする動作速度にもよりますが、60kgf推力のメカシリンダを2本使用したほうがよいと思います。
項目
項目 メカシリンダを組み込んだ製品を海外に輸出するのですが、船便で赤道を通過する予定です。その際、コンテナ内が高温(約50度くらい)になると思われます。 メカシリンダに影響があるかどうか教えて下さい。
メカシリンダの保存温度は【−20度〜60度】です。従って、50度であれば問題ないと思いますが、船内や現地での結露や塩害にご注意下さい。 そして、保守用のメカシリンダを持参することを推奨いたします。
項目
項目 防錆油、白灯油などがかかってしまう環境ではどうでしょうか
標準仕様のシリンダ外観に防錆油や白灯油がかかる可能性がある場合はユーザ様でのカバー設置をお願いします。
項目
項目 メカシリンダの納期を教えて下さい
カタログに記載されている製品は基本的には全て在庫しておりますので、即納です。
項目
項目 位置決め完了信号の出力される精度はどのくらいでしょうか
機種により目標位置に対して、範囲が決まっております。例えば、SCN5シリーズの場合、標準では目標位置±30μmが許容範囲になります。 但し、この値は、ティーチングツールで変更することも可能です。
項目
項目 CEマーキングは取得していますか(定電圧指令対応はどうなっていますか)
ACサーボモータ(RCB0411は除く)は、CEマーキング取得済みです。その他の機種については、まだ取得していませんが、必要な確認試験データはお客様に提出可能です。 また、低電圧指令に関しては、使用電圧がDC24Vで動作する製品ですので対象とはなりません。機械指令に関しては、機械指令が規定する機械ではありませんのだで、機械指令の対象とはなりません。
項目
項目 EMC指令対応はどうなっていますか
電磁適合性(EMC)指令に適合しています。適合確認試験データは提出可能です。
項目
項目 UL対応はどうなっていますか
製品に使用している材料はUL認定品を使用しています。必要ならば材料証明を提出可能です。
項目
項目 クリーンルーム対応は可能ですか
ロッドタイプのメカシリンダはクリーンルーム(クラス1000)に対応いたします(内部ねじがすべりねじでも問題ありません)。 弊社より、仕様書を提出しますので、内容を確認して頂き、了解を頂いてからの製造になります。
項目
項目 検査成績表は発行できますか
検査成績書は発行しておりません。
項目
項目 戦略物資非該当証明書の発行は
発行します。請求の為の指定用紙がありますので販売店様へご請求いただき、販売店様経由でご請求下さい。
項目
項目 アフターケアについて
ロッドタイプについては、メンテナンスフリーです。ロッドレスタイプシリンダについては、6ヶ月に1回程度、グリス補給をして下さい。 使用しているグリスはリチウムグリスNO2です。正常な使用状況での不具合の場合は良品と交換します。
項目
項目 メカシリンダの保証は
ネジ部の送りは流体潤滑の領域(ネジとナット間の油膜形成がくずれない状態)で使用できるよう、ネジのリード(L)と【速度−推力特性】を合致させており、理論的には磨耗しません。 納品後3年、又は走行距離10000kmを保証致します。