Q & A ---よくあるご質問と回答

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メカ・シリンダ(電動シリンダ)に関してよくあるご質問
項目 エアーシリンダのようにロッドをワークに直接ぶつけて、停止させてもよいですか?
【SCN4,SCN6,SCLL6共通】
メカシリンダ(電動シリンダ)のロッドを直接ワークにぶつけ、停止させたり、押付けたりする事は避けてください。 破損の原因になります。例えば、押付の場合はワークの寸法ばらつき等に考慮して、必ずワークの手前に 押付開始位置を設定してください
押し付け動作図です

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項目 最低速度は?
【SCN4,SCN6,SCLL6共通】
 
  最低速度は3mm/sec程度でご使用ください
   

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項目 パラレル接続ケーブルは最大何mまでの長さで使用できますか?
【SCN5,SCN6,SCLL6共通】
 
  パラレル接続ケーブルの最大使用可能長さは10mです。但し、電源線はAWG20をご使用ください。 10mの制約は電源ケーブルのインピーダンスによる電圧低下から制約されます。 (現状のコネクタ端子はAWG20までが許容されます) これ以上の長さについてはご相談ください
   

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項目 メカ・シリンダにACサーボモータを使用しているとありますが、電源が直流24Vなので DCサーボモータの間違いではないですか?
【SCN5,SCN6,SCLL6共通】
 
  ACサーボ、DCサーボと言う呼称は慣例的に使用されているものであり、ブラシレスモータの駆動方式を表します。 ACサーボモータとはサイン駆動されるモータであり、DCサーボモータとは矩形駆動されるサーボモータの呼称です。 従いまして、弊社メカシリンダ(電動シリンダ)用サーボモータはサイン駆動を用いている関係でACサーボと呼んでおります。 使用される電源の種別による呼称ではありません
   

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項目 昇降用のエレベータに使用したいのですが、重さが15 kg あります。SCN5シリンダを2本使い、 18 kgの重さを2本のシリンダに振り分けて(18kg÷2 = 9kg/1本)使用可能ですか?
【SCN5,SCN6,SCLL6共通】
 
  理想的なメカ構造であれば、2本のメカシリンダ(電動シリンダ)に均等に負荷荷重がかかりますが、現実的には均等にかかる事はまれですし、 この荷重では難しいと思います。機械構造により、係数は変わりますが、推力の70%/本程度で検討して頂ければ可能かと思います
   

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項目 電源に接続し、ティーチングBOXで動かそうと思いましたが動きません。原因は?
【SCN5,SCN6,SCLL6,サーボモータ共通】
 
  ILK端子を0Vに接続してください
   

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項目 原点復帰を意図的にしたい時はどうすればいいのですか?
【SCN5,SCN6,SCLL6,サーボモータ共通】
 
  任意のポイント番号の停止位置を0 mm に設定しておき、そのポイント番号を指定することで可能になります
   

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項目 どのように指令を与えれば動作しますか?
【SCN5,SCN6,SCLL6,サーボモータ共通】
 
  従来の汎用サーボモータのように上位コントローラからパルス列を入力して動かす必要はありません。
下記のように4ビットのON/OFFの組合せでポイントを指定し、スタート信号をON/OFFするだけです
 
ポイント設定表です
   

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項目 原点復帰の方向は変えられますか?
【SCN5,SCN6,SCLL6共通】
 
  原点復帰の方向は後退端(出荷設定値)と前進端のどちらでも選択可能です
   

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項目 原点復帰はどのように行いますか?
【SCN5,SCN6,SCLL6共通】
 
  電源投入後、最初の動作指令(ポイント番号を指定して、CSTR信号をONした時)をした時に原点復帰を自動で行います。 又は、あるポイント番号の位置データを【0 mm】に設定すれば、そのポイント番号を指定することにより、原点復帰が行われます。 外部に別途リミットセンサーなどは必要ありません
   

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