サーボモータの簡単な動かし方(2点間)

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まずは、2点間 を動かします
サーボモータを使用する場合、パソコン設定ツールに付属の
【サーボモータ初期設定ソフト:MVST】を使用して
サーボモータの初期設定が必須ですが、今回は
出荷設定値をそのまま利用して2点間の動作を行います。
サーボモータは出荷時、以下の設定で出荷されています
動作パターン 回転系
外部減速比 1 (減速機なし)
原点復帰方法 (パターン) 現在位置原点
回転許容範囲 (ソフトウエアリミット) ±125回転
ポイントデータ(ポイント0〜F) 全て 0度
上記表のように、サーボモータの出荷設定ではポイントデータは
全て 0度 ですので、2点間(ポイント0、ポイント1)を動作させる為に
ポイント1 の位置データを設定します
1.必要な製品を確認して下さい。不足している物はないでしょうか?
名称 数量 補足
1 サーボモータ 1 ダイアディック製サーボモータ
2 パラレル接続ケーブル 1 RP9120-□□□(又は、RP9123-□□□)
3 ティーチングツール 1 パソコン設定ツール(CTA-1EX を使用します)
4 電源 1 直流24V、3A 以上用
5 被覆剥き、ねじ回し、スイッチ、等 任意 配線時に必要と思います
の製品はダイアディックシステムズの製品です
2.パラレル接続ケーブル のバラ線側を下図のように結線して下さい。
  (パラレル接続ケーブルの詳細は ここ をクリックして下さい)
RP912の簡単接続です
注意! サーボモータを動かす時は、ILK信号は0Vへの接続が必ず必要です。
3.パソコン設定ツールに同梱のケーブルを下図のようにサーボモータと接続して下さい
4.配線が終了したら、電源(直流24V)を 「オン」 して、表形式データ設定ソフト(型名:CTA−1EX)を
  起動してください
5.下の画面が表示されましたら、表示モードを 【 ユーザ表示単位 】 にして下さい。
(1) ポイント1 の位置データを 【 8000 】 に変更して (2)データをダウンロードして下さい
データの変更前 データの変更後
下表の設定位置になります
ポイント0 ポイント1
設定データ 0 (原点位置) 8000 カウント(10回転)
6.「スイッチ1」 を ON にしてから 「スイッチ2」 を ON して下さい(ポイント1への移動)。
  モータが正転(シャフト側から見て反時計方向)方向に10回転して停止します。
  「スイッチ1」 を OFF にして、「スイッチ2」 を ON して下さい(ポイント0への移動)。
  【 ポイント0 】 原点位置に回転します。
RP9120の簡単接続です
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