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―― かんたんコントローラについて(第2回) ――
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編集者 |
改めて考えてみると、確かにそうですが。 |
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小川 |
「 制御 」 という面から考えたら 「 リレー・シーケンス 」 のレベルで 「 サーボの制御 」 は、あまり出来ていなかった、と 我々は考えれたわけです。
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編集者 |
このあたりは、異論の有る方も多数居られると思いますが、「シーケンサでは、サーボモータは回しにくかった」 程度にしておきましょう。
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小川 |
つまり、サーボ用途の 90% を占めると言われる 「 PTP用途(Point To Point) 」 専用の非常に効率の良い、使い易さに特化したコントローラ、
プログラミング言語を使用しない、ビジュアルなプログラム、
まさに、パソコンに 「 DOS → Windows 」 化の革命があったように、一般産業機械用の制御コントローラにも同じ革命が必要と考え、新しく開発したわけです。 |
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編集者 |
しかし、ユーザが 「 サーボ? どこに使うかな? 」 と いうことで、ダイアディックとしては、その普及に苦労しているわけですね。 |
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小川 |
そうです。
あせりも有るわけですが、去年 「 かんたんコントローラ 」 の基本部分の工業所有権を取得することができました。権利の存在期間が、残り16年間ありますので、「将来、花が咲く弊社の財産である」と捉え、ゆっくりやろうと言う考え方も一方には有ります。
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編集者 |
具体的な使い方としてはどのようなものになりますか?
ダイアディックの推奨する使い方を最後に話してください。 |
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小川 |
承知しました。
それは、 かんたんコントローラ と 従来のシーケンサ の ハイブリッド的な使い方です。
かんたんコントローラ は動力専用 (サーボ 空圧 油圧 汎用モータ ・・・) の サブ・コントローラ的な使い方、マン−マシン用(タッチパネル ユーザシステム専用の操作盤・・・)のユーザに見える部分は 従来のシーケンサ でやる。
つまり 「 賢いハイブリッド構成 」 が最良の使い方であると考えます。 |
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編集者 |
わかりました、今後の普及進捗状況を興味を持って見ていきたいと思います。
ありがとうございました。 |
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終わり・・・
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