小型 ロッドレスメカシリンダ(電動シリンダ)
SCLL5シリーズ (保守対応品)
低価格・省スペース・アブソ仕様(特許出願中)
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SCLL5シリーズは保守対応品です
必要な資料です、ご覧下さい ロッドレスタイプ の他機種を選択出来ます
ショートストロークシリンダ
低価格
省スペース
単軸用途に適します
位置決め用途
バッテリーレス アブソリュート
エアー互換モードの装備
1.1.特長(その1):エアーシリンダ と比べて 省エネ、シンプル、高機能 です
(1) 設定ポイント数は 最大16ポイント です
(2) 位置決め動作、ピッチ送り動作、押付動作 が可能です
(3) 加減速度、移動速度 の設定が可能です
1.2.特長(その2):用途に応じて、1台で いろいろな使い方が可能です
下の各図をクリックして頂くと、それぞれの説明ページが表示されます。
1台でいろいろな使い方が可能です
用途に応じて、使い分けが可能です。
(1) パラレル接続 で使用 (2) シリアル接続 で使用
(3) 空圧(エアー)互換機能 で使用 (4) セルフコントロール機能 で使用
(5) フィールドバスへの対応 (6) スイッチで動作

2.仕様(保守対応品です)

システム型式
SCLL5-010-050/100/150/200/300-B
ストローク(mm) 50 / 100 / 150 / 200 / 300
最大推力(N)/(kgf):typ値 50 / 5
押付モード時
最大推力(N)/(kgf):typ値
30 / 3
最大速度(mm/s):typ値 at25℃ 300
繰返し位置決め精度(mm) ±0.01  注1)、注2)
ロストモーション(mm) 0.3
水平方向最大可搬重量(kg) 5
垂直方向最大可搬重量(kg) 1
負荷モーメント(Nm)/(kgf・m) 注3) Mp = 0.5 / 5.1 、My = 0.5 / 5.1 、Mr = 2 / 20.4
張出負荷長(mm) 100 以下 注4)
位置決めポイント数 16
電源 DC24V±10 % ( 動力電源 最大 2.0 A、制御回路電源 最大 0.2 A)
入/出力信号 パラレル入力信号 信号名 DC24V系DI/DOインターフェース(コネクタPIO)
目標位置番号(4ビットバイナリ:PC1,PC2,PC4,PC8)、スタート(CSTR)、
軸移動インターロック(ILK)
入力電流 最大4mA / ポート
(シンクタイプの出力回路と接続して下さい)
パラレル出力信号 信号名 DC24V系DI/DOインターフェース(コネクタPIO)
完了位置番号(4ビットバイナリ:PM1,PM2,PM4,PM8)、位置決め完了(PFIN/INP)、アラーム(ALM)、ゾーン信号(ZONE)、原点復帰完了(ZFIN)
出力電流 最大30mA / ポート
(オープンコレクタ出力です)
シリアル信号 シリアルインターフェース(コネクタSIO)
+5V、5G、TRx+、TRx-
保護機能 過速度、主電源過電圧、回生電圧異常、過負荷、
センサ異常、サーボ異常
環境条件 使用温度 0 〜 40 ℃
保存温度 -20 〜 60 ℃
使用・保存湿度 ≦ 90 % RH 但し、結露なきこと
シリンダ重量(kg) 1.0 / 1.2 / 1.3 / 1.5 / 1.8
※) 製品改良のため、定格、仕様、寸法などの一部を予告なしに変更することがあります
注1) 電動シリンダのストローク両端に原点出し用ウレタンゴム(ショア90)を使用しております。ウレタンゴムの経時変化は最大0.05〜0.07mm/1〜2年程度と推定します。 従って、経時変化により原点位置が最大0.07mm程度シフトする可能性が考えられますので、ユーザ様の使用方法によってはデータ補正等の 処理が必要になる場合があります。
また、工場出荷時の原点位置は、後退端(モータ側)原点となっています。原点位置を前進端側(反モータ側)にてご使用の場合は、ティーチングツールにて変更して下さい。
注2) 一方向からの位置決めとします
注3) 負荷モーメント
ワーク (m kg) がスライダ(キャリヤ)部から張り出し (L cm)て取り付けられた時に発生する負荷
負荷モーメントの求め方 (kgfcm ) : m( kg )×L( cm )<Mp、My、Mr
実際は、3方向の負荷モーメント (Mp、My、Mr)が複合でかかりますので、ご注意願います
モーメント荷重の説明の図です
3.1.外部接続図
メカシリンダ(電動シリンダ)の入力回路は下図に示すように、
非絶縁形のシンク駆動専用回路となっており、
シンク型の出力回路を使用して、0V側とショート(ON)、
又は オープン(OFF)の2状態で使用する必要があります。
出力回路は下図に示すようなオープンコレクタ出力となっておりますので、
誘導負荷(コイルなど)を駆動する場合は必ず
外部にサージ吸収用ダイオードをつけてご使用ください
入力等価回路です
出力等価回路です
電動シリンダ入力等価回路
電動シリンダ出力等価回路
3.2.入出力信号名と機能詳細
ピン
番号
信号名 入/出力 名称 機能
1 +24V 電源 主回路(動力)電源 主回路(動力)のDC24電源の+側入力
2 0V 電源 主回路(動力)電源 主回路(動力)のDC24電源の−側入力
3 +24V 電源 制御回路電源 制御回路のDC24V電源の+側入力
4 0V 電源 制御回路電源 制御回路のDC24V電源の−側入力
5 PC1 入力 目標位置番号入力 目標位置番号:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
6 PC2 入力 目標位置番号入力 目標位置番号:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
7 PC4 入力 目標位置番号入力 目標位置番号:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
8 PC8 入力 目標位置番号入力 目標位置番号:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
9 CSTR 入力 移動開始信号 オフ→オンで目標位置番号の合計を読込、移動開始します
10 INH+ 入力 +方向回転禁止入力 接続しないで下さい
11 INH- 入力 −方向回転禁止入力 接続しないで下さい
12 *ILK 入力 非常停止入力 「一時停止モード」と「移動キャンセルモード」が選択可能
13,14 - - NC 何も接続しないで下さい
15 PM1 出力 目標位置番号完了出力 目標位置番号到達出力:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
16 PM2 出力 目標位置番号完了出力 目標位置番号到達出力:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
17 PM4 出力 目標位置番号完了出力 目標位置番号到達出力:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
18 PM8 出力 目標位置番号完了出力 目標位置番号到達出力:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
19 PFIN 出力 位置決め完了出力 目標位置に停止した時、オンします
20 ZFIN 出力 原点復帰完了出力 原点復帰後、オンします
21 ZONE 出力 ゾーン信号出力 予め設定した領域内に入っているとき、オンします
22 *ALM 出力 アラーム出力 異常時、オフします(正常時はオンします)
23 VBUS 出力 内部バス電圧 回生ユニットを使用時に接続します(注意1)
24 FG - フレームグランド アースに接続して下さい
注意1) 回生ユニット以外には接続しないで下さい(0Vへは接続しないで下さい)。
4.速度ー推力特性(at 25℃、typ値)
(下図をクリックすると拡大したグラフ(pdfファイル)が開きます)
(注意)上記特性は周囲温度25度におけるtyp値です、低温での使用時は余裕を持たせてご使用下さい
 5.外形図 (下図をクリックすると拡大した外形図(pdfファイル)が開きます)
その他、ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先
(クリック) PLC(シーケンサ)やスイッチでのオン/オフ信号での制御方法 (クリック) シリアルでの制御方法 (クリック) エアー互換機能 (クリック) セルフコントロール機能 (クリック) フィールドバス(CC-Link)への対応 (クリック) いろいろな制御方法があります