高剛性ロッドレス メカシリンダ(電動シリンダ)

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必要な資料です、ご覧下さい ロッドレスタイプ の他機種を選択出来ます
高剛性、高速、高信頼性
ロッドレスシリンダ


「LMガイド」 と 「ボールネジ」
の 送り機構ですので、
小型直行ロボットのベースマシン
として最適です。
1.1.特長(その1):エアーシリンダ と比べて 省エネ、シンプル、高機能 です
(1) 設定ポイント数は 最大16ポイント です
(2) 位置決め動作、ピッチ送り動作、押付動作 が可能です
(3) 加減速度、移動速度 の設定が可能です
1.2.特長(その2):用途に応じて、1台で いろいろな使い方が可能です
下の各図をクリックして頂くと、それぞれの説明ページが表示されます。
1台でいろいろな使い方が可能です
用途に応じて、使い分けが可能です。
(1) パラレル接続 で使用 (2) シリアル接続 で使用
(3) 空圧(エアー)互換機能 で使用 (4) セルフコントロール機能 で使用
(5) フィールドバスへの対応 (6) スイッチで動作
1.3.特長(その3):強力ガイドレール内蔵、高剛性 です
THK社製の強靭なLMガイドとボールネジ機構による、高剛性、高速アクチュエータです。
取付方向を選びません。
取付方自由の図
SCLTシリーズで直行3軸を構成した場合の取付板図面を掲載しました
X軸:SCLT6、Y軸:SCLT4、Z軸:SCLT4 で構成しています(ここを クリック して下さい)

 2.仕様

SCLT4シリーズ(アンプ一体型)
ブレーキ:有/無
システム型式
SCLT4-030-□□□-S /
SCLT4-030-□□□-SBR
SCLT4-015-□□□-S /
SCLT4-015-□□□-SBR
ストローク (mm)
50/100/150/200/250/300/350/400/450/500
最大推力 (N) / (kgf) :typ値
300 / 30
150 / 15
押付モード時最大推力
(N) / (kgf) :typ値
210 / 21
105 / 10.5
ボールネジリード (mm)
6
12
最大速度
(mm/s):typ値 at25℃
400
(ストローク500mm:340)
700
(ストローク500mm:680)
繰返し位置決め精度 (mm)
±0.02 注1)、注2)
ロストモーション (mm)
0.1 以下
水平方向最大可搬質量 (kg)
10
5
垂直方向最大可搬質量 (kg)
2.5
1.5
回生ユニット使用時
垂直方向最大可搬質量 (kg)
10
5
許容負荷モーメント
(Nm) / (kgfcm)
Mp=12/120、My=12/120、Mr=31/310 注3)
位置決めポイント数
16 (但し、シリアル接続時無制限)
電源
DC24V±10 %
( 動力電源 最大 2.0 A、制御回路電源 最大 0.2 A)
ブレーキ電源
(型式末尾-SBRのみ)
DC24V±15 % 励磁開放型 解放時最大0.3 A 
入/出力信号
パラレル入力信号
信号名
DC24V系DI/DOインターフェース(コネクタPIO)
目標位置番号(4ビットバイナリ:PC1,PC2,PC4,PC8)
スタート(CSTR)、軸移動インターロック(ILK)
入力電流
最大4mA / ポート
(シンクタイプの出力回路と接続して下さい)
パラレル出力信号
信号名
DC24V系DI/DOインターフェース(コネクタPIO)
位置決め完了(PFIN)、アラーム(ALM)、
ゾーン信号(ZONE)、原点復帰完了(ZFIN)
出力電流
最大30mA / ポート
(オープンコレクタ出力です)
シリアル信号
シリアルインターフェース(コネクタSIO)
+5V、5G、TRx+、TRx-
保護機能
過速度、主電源過電圧、回生電圧異常、
過負荷、センサ異常、サーボ異常
環境条件
使用温度
0 〜 40 ℃
保存温度
-20 〜 60 ℃
使用・保存湿度
≦ 90 % RH 但し、結露なきこと
ブレーキ無し重量 (kg)
SCLT4-015/030-□□□-S
1.5 / 1.6 / 1.7 / 1.8 / 1.9 / 2.0 / 2.1 / 2.2 / 2.3 / 2.4
ブレーキ有り重量 (kg)
SCLT4-015/030-□□□-SBR
1.8 / 1.9 / 2.0 / 2.1 / 2.2 / 2.3 / 2.4 / 2.5 / 2.6 / 2.7
サーボアンプ重量 (kg)
シリンダ・アンプ一体型
ケーブル出口方向

(ケーブル出口方向により、型名末尾が変わります)
SCLT6シリーズ
ブレーキ:有/無
システム型式
SCLT6-050-□□□-B /
SCLT6-050-□□□-BBR
SCLT6-025-□□□-B /
SCLT6-025-□□□-BBR
ストローク (mm)
50/100/150/200/250/300/350/400/450/500/550/600/700
最大推力 (N) / (kgf) :typ値
500 / 50
250 / 25
押付モード時最大推力
(N) / (kgf) :typ値
350 / 35
175 / 17.5
ボールネジリード
6
12
最大速度
(mm/s) :typ値 at25℃
350
(ストローク600mm:340)
(ストローク700mm:250)
600
(ストローク700mm:500)
繰返し位置決め精度 (mm)
±0.02 注1)、注2)
ロストモーション (mm)
0.1 以下
水平方向最大可搬重量 (kg)
30
16
垂直方向最大可搬重量 (kg)
6
4
回生ユニット使用時
垂直方向最大可搬重量 (kg)
30
16
許容負荷モーメント
(Nm) / (kgfcm)
Mp=25.7/257、My=25.7/257、Mr=58/580 注3)
位置決めポイント数
16 (但し、シリアル接続時無制限)
電源
DC24V±10 %
( 動力電源 最大 3.0 A、制御回路電源 最大 0.2 A)
ブレーキ電源
(型式末尾-BBRのみ)
DC24V±15 % 励磁解放型 解放時最大0.4 A
入/出力信号
パラレル入力信号
信号名
DC24V系DI/DOインターフェース(コネクタPIO)
目標位置番号(4ビットバイナリ:PC1,PC2,PC4,PC8)、
スタート(CSTR)、軸移動インターロック(ILK)
入力電流
最大4mA / ポート
(シンクタイプの出力回路と接続して下さい)
パラレル出力信号
信号名
DC24V系DI/DOインターフェース(コネクタPIO)
完了位置番号(4ビットバイナリ:PM1,PM2,PM4,PM8)、
位置決め完了(PFIN)、アラーム(ALM)、
ゾーン信号(ZONE)、原点復帰完了(ZFIN)
出力電流
最大30mA / ポート
(オープンコレクタ出力です)
シリアル信号
シリアルインターフェース(コネクタSIO)
+5V、5G、TRx+、TRx-
保護機能
過速度、主電源過電圧、回生電圧異常、
過負荷、センサ異常、サーボ異常,エンコーダ断線
環境条件
使用温度
0 〜 40 ℃
保存温度
-20 〜 60 ℃
使用・保存湿度
≦ 90 % RH 但し、結露なきこと
ブレーキ無し重量 (kg)
SCLT6-025/050-□□□-B
2.7/2.9/3.1/3.3/3.5/3.7/3.9/4.1/4.3/4.5/4.8/5.0/5.4
ブレーキ有り重量 (kg)
SCLT6-025/050-□□□-BBR
3.3/3.5/3.7/3.9/4.1/4.3/4.5/4.7/4.9/5.1/5.4/5.6/6.0
サーボアンプ重量 (kg)
0.4
※) 製品改良のため、定格、仕様、寸法などの一部を予告なしに変更することがあります
ブレーキ仕様については、ここを クリック して下さい
回生処理ユニットについては、 ここを クリック して下さい。
注1) 電動シリンダのストローク両端に原点出し用ウレタンゴム(ショア90)を使用しております。ウレタンゴムの経時変化は最大0.05〜0.07mm/1〜2年程度と推定します。 従って、経時変化により原点位置が最大0.07mm程度シフトする可能性が考えられますので、ユーザ様の使用方法によってはデータ補正等の 処理が必要になる場合があります。
また、工場出荷時の原点位置は、後退端(モータ側)原点となっています。原点位置を前進端側(反モータ側)にてご使用の場合は、ティーチングツールにて変更して下さい。
注2) 一方向からの位置決めとします
注3) 負荷モーメント
ワーク (m kg) がスライダ(キャリヤ)部から張り出し (L cm)て取り付けられた時に発生する負荷
負荷モーメントの求め方 (kgfcm ) : m( kg )×L( cm )<Mp、My、Mr
実際は、3方向の負荷モーメント (Mp、My、Mr)が複合でかかりますので、ご注意願います
モーメント荷重の説明の図です
 3.1.SCLT4シリーズ(電動シリンダ)外部接続図

 3.2.SCLT6シリーズ(電動シリンダ)外部接続図

メカシリンダ(電動シリンダ)の入力回路は下図に示すように、
非絶縁形のシンク駆動専用回路となっており、
シンク型の出力回路を使用して、0V側とショート(ON)、
又はオープン(OFF)の2状態で使用する必要があります。
出力回路は下図に示すようなオープンコレクタ出力となっておりますので、
誘導負荷(コイルなど)を駆動する場合は
必ず外部にサージ吸収用ダイオードをつけてご使用ください
入力等価回路です
出力等価回路です
電動シリンダ入力等価回路
電動シリンダ出力等価回路
3.3.入出力信号名と機能詳細
ピン
番号
信号名 入/出力 名称 機能
1 +24V 電源 主回路(動力)電源 主回路(動力)のDC24電源の+側入力
2 0V 電源 主回路(動力)電源 主回路(動力)のDC24電源の−側入力
3 +24V 電源 制御回路電源 制御回路のDC24V電源の+側入力
4 0V 電源 制御回路電源 制御回路のDC24V電源の−側入力
5 PC1 入力 目標位置番号入力 目標位置番号:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
6 PC2 入力 目標位置番号入力 目標位置番号:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
7 PC4 入力 目標位置番号入力 目標位置番号:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
8 PC8 入力 目標位置番号入力 目標位置番号:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
9 CSTR 入力 移動開始信号 オフ→オンで目標位置番号の合計を読込、移動開始します
10 INH+ 入力 +方向回転禁止入力 接続しないで下さい
11 INH- 入力 −方向回転禁止入力 接続しないで下さい
12 *ILK 入力 非常停止入力 「一時停止モード」と「移動キャンセルモード」が選択可能
13,14 - - NC 何も接続しないで下さい
15 PM1 出力 目標位置番号完了出力 目標位置番号到達出力:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
SCLT4シリーズでは出力されていません。
16 PM2 出力 目標位置番号完了出力 目標位置番号到達出力:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
SCLT4シリーズでは出力されていません。
17 PM4 出力 目標位置番号完了出力 目標位置番号到達出力:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
SCLT4シリーズでは出力されていません。
18 PM8 出力 目標位置番号完了出力 目標位置番号到達出力:PC1,PC2,PC4,PC8の示す合計
SCLT4シリーズでは出力されていません。
19 PFIN 出力 位置決め完了出力 目標位置に停止した時、オンします
20 ZFIN 出力 原点復帰完了出力 原点復帰後、オンします
21 ZONE 出力 ゾーン信号出力 予め設定した領域内に入っているとき、オンします
22 *ALM 出力 アラーム出力 異常時、オフします(正常時はオンします)
23 VBUS 出力 内部バス電圧 回生ユニットを使用時に接続します(注意1)
24 FG - フレームグランド アースに接続して下さい
注意1) 回生ユニット以外には接続しないで下さい(0Vへは接続しないで下さい)。
4.メカシリンダ(電動シリンダ)の「速度ー推力」特性 (at 25℃、typ値)
SCLT4シリーズ

特性図です

SCLT6シリーズ

特性図です

5.メカシリンダ(電動シリンダ)外形図(下図をクリックして下さい、拡大図が開きます)
SCLT4シリーズ
外形図です
SCLT4シリーズ(ブレーキ付き)
外形図です
SCLT6シリーズ
外形図です
SCLT6シリーズ(ブレーキ付き)
外形図です
その他、ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先
(クリック) PLC(シーケンサ)やスイッチでのオン/オフ信号での制御方法 (クリック) シリアルでの制御方法 (クリック) エアー互換機能 (クリック) セルフコントロール機能 (クリック) フィールドバス(CC-Link)への対応 (クリック) いろいろな制御方法があります